異常気象と言われている昨今、災害の発生も多くなってきています。自宅への被害を最小限にし、なおかつ周囲に被害を与えないためにも、事前にメンテナンス等の対策をしっかり行い、災害に備えましょう。
災害時は想定外の事態が発生することも多いため、いざ災害が発生すると、対処できるとは限りません。暴風や大雨などの災害の可能性が予想される場合、被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、今回は日常からできる防災・減災策をご紹介します。
1. 家の周りで飛ばされそうなものが無いか確認を
強風によって飛ばされたものが、ご近所の建物や車を傷つけたり、他人にケガをさせてしまったりする事故が発生しています。屋外にゴミ箱や飛ばされやすいものを置いている場合は、家の周りで飛ばされる可能性のあるものは家の中にしまうか、どうしても移動できないものがあれば、ロープでつなぐ等してしっかりと固定するようにしましょう。
2. 排水溝、掃除していますか?
マンションなどの共同住宅では自分が被害を受けないだけでなく、周りに被害を与えないためにも、しっかりと事前対策をすることが重要です。雨どい、バルコニーやベランダの排水溝に落ち葉やゴミが溜まる事で、排水が追い付かず浸水してしまう恐れがあります。階下やまわりの住戸に迷惑をかける恐れがありますので、スムーズに排水できるように、定期的に溝や排水口のお掃除を心がけましょう。
3. おうちのまわり、定期メンテナンスしていますか?
自然災害によって発生する建物の被害は定期的なチェックと必要な修繕をすることで損害を減らす効果も期待できます。屋根瓦や看板等の落下、塀の崩落などは他人に迷惑をかけることもあります。飛ばされたり、壊れたりしないように対策をお願いします。
4. 被害の有無を確認する
台風や暴風雨が過ぎたら、被害を受けているところがないかを確認しましょう。台風による被害はご加入頂いている火災保険の補償の対象となる可能性があります。しかし、時間が経つと台風による被害なのかどうかが判断つかなくなってしまいます。壊れている部分はすぐにでも修理したいところですが、保険金の請求時に被害の状況を示す資料として写真が必要な場合があるため、まずは被害の全体が分かる写真・損害箇所の詳細が分かる状況を写真に撮り、お気軽にご連絡、ご相談ください。